「やっと熱が下がった!」と家族全員で喜んだのも束の間、そこから始まった突発性発疹の後半戦、いわゆる「不機嫌の嵐」に翻弄され、再び病院の門を叩いた記録をブログ形式でお伝えします。我が家の一歳になる娘が四日間の高熱を出し、病院で「おそらく突発性発疹でしょう、熱が下がれば大丈夫ですよ」と言われたときは、ゴールが見えた気がしていました。ところが、解熱とともに現れた薄ピンク色の発疹を目にした瞬間から、娘の性格が別人のように変わってしまったのです。熱があるときの方がまだおとなしく寝てくれていたのに、熱が下がってからは、抱っこをしていても反り返って泣き叫び、床に置こうものならこの世の終わりかのような悲鳴を上げます。お気に入りのおもちゃも投げ飛ばし、離乳食も一口食べては拒否。そのあまりの豹変ぶりに、「もしかして熱でどこか頭がおかしくなったのではないか」「どこか痛いところがあるのではないか」と不安になり、私は予定にはなかった再診を予約しました。病院の待合室でも娘は泣き止まず、周囲の視線に耐えながらようやく診察室へ。私の必死な訴えを、先生はニコニコしながら聞いてくれました。「お母さん、それが正常な突発性発疹の姿ですよ」と言われ、拍子抜けしてしまいました。先生の説明では、ウイルスが全身の神経や内臓に影響を与えていた名残で、本人は形容しがたいだるさや不快感を感じているのだそうです。大人がひどいインフルエンザから回復した直後に、熱はなくても体が重くてイライラするのと同じ状態なのだと聞き、ようやく納得がいきました。診察の結果、耳も喉も綺麗で、脱水の兆候もないことが確認され、「あと二、三日の辛抱ですよ」と励まされました。病院を出る頃には、私の気持ちは不思議と軽くなっていました。それまでは娘の泣き声が「自分を責めている声」のように聞こえていましたが、病気のメカニズムを知ったことで「今は娘が一生懸命、自分の体の違和感と戦っているんだ」と前向きに捉えられるようになったからです。結局、先生の予言通り、発疹が薄くなるのと同時に不機嫌さも消え去り、元の穏やかな娘に戻りました。今回の再診で学んだのは、病院は「病気を治す場所」であると同時に、「現状が正しい経過であることを確認して、親に心の余裕を与える場所」だということです。もし再診に行っていなければ、私は不安に押しつぶされて娘に優しく接することができなかったかもしれません。突発性発疹は、熱が下がってからが親の忍耐の正念場ですが、医療の知識を盾に、ゆったりとした気持ちで向き合うことが大切だと実感しました。
熱が下がってからが本番?突発性発疹による病院への再診記録