三歳になる娘が保育園で流行していたRSウイルスを持ち帰ってきたのは、先月の初めのことでした。最初は娘の鼻水と軽い咳を心配して看病していましたが、三日も経つと、今度は私の喉に異変が起き始めました。最初は喉の奥が少しイガイガする程度の違和感でしたが、翌朝目が覚めると、まるで喉の粘膜が焼け付くような、あるいはガラスの破片が刺さっているような激痛に変わっていたのです。これまで何度も風邪を引いてきましたが、これほどまでにピンポイントで喉が痛い経験は初めてでした。鏡で喉を覗いてみると、全体が真っ赤に腫れ上がり、呼吸をするだけで空気が傷口に触れるような痛みがありました。熱は三十七度台の微熱でしたが、体が鉛のように重く、何よりも喉の痛みのせいで水分を摂ることすら苦痛でした。娘は小児科で処方された薬を飲んですぐに元気になりましたが、大人の私の方はそう簡単にはいきませんでした。内科を受診したところ、大人のRSウイルス感染症である可能性が高いと診断されましたが、特別な薬はなく、痛み止めを飲んで安静にするしかないと言われました。そこから約一週間、私の戦いは続きました。喉の痛みは三日目がピークで、夜も痛みで何度も目が覚めるほどでした。ようやく痛みが和らいできたと思ったら、今度は激しい咳が始まり、一度咳き込むと止まらなくなるため、夜中にリビングで座って過ごすこともありました。この咳は喉の炎症が落ち着いた後も二週間以上残り、仕事中も常にのど飴を口に含んでいなければならない状態でした。子ども向けの病気だと思っていたRSウイルスが、これほどまでに大人を苦しめるとは想像もしていませんでした。今回の経験で痛感したのは、子どもの風邪は大人にうつると何倍にもなって跳ね返ってくるということです。喉の痛みが始まった初期の段階で、もっと積極的に加湿をし、喉をいたわるべきだったと後悔しました。娘はすっかり元気に走り回っていましたが、私は一ヶ月近く体力の低下と咳に悩まされました。大人の皆さんも、もし周囲でRSウイルスが流行っていて、自分自身の喉に少しでも違和感を感じたら、それは嵐の前の静けさかもしれません。無理をせず、早めに休養を取り、喉を徹底的に保湿することを強くお勧めします。
子どもからRSウイルスをうつされた私の体験記